ある日、言葉を話す不思議なふくろうのソロモンが現れ、 少女サラは幸せな人生を送るための法則を学んでいきます。 ・・・・・
つまりね、サラ、きみの幸せが他の誰かがやったりやらなかったりしたことにかかっている時、きみは罠にはまっているんだ。
なぜなら、他の人々が考えることや行なうことを、きみがコントロールすることはできないからさ。
でもね、自分の喜びは他人にかかっているのではないということがわかったら、その時には本当に自由になれるんだ。
「ソロモン」は、大きな大きなふくろう。
やさしいソロモンは、
サラにそっと語りかけます。
大きくてかしこいソロモンは、
サラに空の飛び方を教えてくれました。
でもそれは、本当は、しあわせになるための
方法だったのです。
日々、しあわせを学んでいくサラは、
ソロモンが大好きになりました。
でもある時・・・
「ソロモンいかないで・・・」
ソロモンに悲劇がおそいかかります。
悲しみに暮れるサラでしたが、
それでも、ソロモンは・・・・・
転校生のセスは、変わり者だけど、
ユーモアあふれる少年。
サラの友達になりました。
本当は、セスはいじめられっ子でした。
でも、そのことはひた隠しにしていました。
二人での大冒険のあと、ちょっとしたきっかけで、セスは昔の暗い影に引きずり込まれてしまいます。
そんなとき、ソロモンは再び、サラの前にその美しい姿を現したのでした。
サラも、セスに
内緒にしていたことがありました。
ふくろうの友達がいることです。
おちこんだ少年セスの笑顔を取りもどすため、
サラは「ソロモンのことを話そう」と
決心したのです。・・・・・
サラとセスに新学期がおとずれました。
サラは夏休みのあいだに話せなかったことについて、セスとおしゃべりができることをとても喜びました。
学校に着くとサラは、
行きかう生徒たちの中にセスを探しますが、
なかなかセスに会えません。
やっと、セスの姿をみつけました。
ところがセスは、サラの知らない女の子と
いっしょに歩いていました。
おしゃべりしながらとても楽しそうです。
「だれなの?」 そうつぶやくとサラは、セスに近づくのをやめて、女子トイレにかけ込んでいました。
ぼんやり鏡をみつめながら、
「いったいどうしたのよ」
と鏡の中の自分自身をしかりつけました。
放課後も気分がさえません。
サラは、こんなみじめな気分になるのは
生まれて初めてのことのようでした・・・・・
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